ゆとり日記     

              1992年生まれの日常

ホートンプラザ

サンディエゴといえばホートンプラザ! って言ったらちょっと言い過ぎかもしれないけど、サンディエゴでまずまず有名なショッピングモール。

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このホートンプラザはジョン・ジャーディーという建築家によってデザインされ、彼は商業施設をデザインさせたら右に出るものはいない!と言われている。これはおそらく言い過ぎではない、、、。

 

ジョン・ジャーディーは日本でもとても有名で、六本木ヒルズや博多のキャナルシティーの設計も手掛けている。キャナルシティーは正直ホートンプラザにそっくり。

 

このホートンプラザは周遊型のショッピングモールで中央のスペースを囲い込む形で建設されてる。まるで迷路のような奇抜なデザインで、歩いているだけでわくわくさせられる構造になってる。かといって、迷いやすいかと言われたらそうでもなくて、中央の広場と向かいの建物は基本的にどこからでも確認できるから、自分の現在地を把握でき、迷うことはほぼない。

 

色使いも奇抜。自分としてはメキシコの影響を受けているサンディエゴっぽい色使いで◎!そしてこの奇抜な色使いがホートンプラザの迷路っぽさをアップさせさらにわくわくさせてくれる。この「わくわく」が「ショッピングモール=買い物」っていうイメージを取っ払って、ただ歩いているだけで楽しいと思わせてくれる。

 

そんなわくわくさせる建築物でありながら、バリアフリーだったりする。

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向かいの建物との距離を利用して、緩やかな勾配の橋をかけて車いすの方々でも移動がしやすいようになってたりもする。まあ、アメリカ人は体が大きいし、車社会で足腰弱っている人が多いから、そのへんにも敏感なんでしょう。

 

わくわくのための遊び心も満載!

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地面にチェス盤が描いてあって誰でもプレーできるようになってる。この日は平日で人も少なかったため誰もチェスしてなかったけど、休日は多くの人がチェスをプレーしているはず、、、。同じようなチェス盤はサンディエゴ図書館にもあって、そこでは子供が楽しそうに遊んでました。

 

ベンチに座った時の視点↓

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このホートンプラザ内は基本的に同じ景色に出会うことはなく、新しい景色の連続を味わえる。これがわくわくの理由であるだろうし、ホートンプラザが完成してから現在でも集客率を保てている理由でもあると思う。郊外のショッピングモールが栄えて、都市部が空洞化していたサンディエゴの救世主となったホートンプラザ。事例としても興味深かったし、観光地としてもおもしろかった。もしサンディエゴを訪れることがあれば是非!

 

おしまい。