ゆとり日記     

              1992年生まれの日常

大学って良いとこ。

通っている大学が大好き。非常に好き。

入学した時は正直不満でいっぱいだった。第一志望でもないし、そんなに志望度が高い大学でもなかった。なんとなく遊んでるだけの大学生活が嫌でたまらなかった。毎日部活(バスケ)に打ち込んでた高校時代からの落差がものすごかった。バイトや遊びの連続である大学が嫌で嫌でたまらなかった。

でも入学して少し経って気がつく。自分が嫌なのは大学じゃなくて、何もしていない自分が嫌なんだなって。大学生活がつまらないのも、日常生活が退屈なのも、大学は何一つ悪くなくて、唯一悪いのは何もしてない自分なんだなって。バスケを辞めたわけではないけど、高校のころに比べたら明らかに接する時間が減って、自分が怠惰になってる気がして嫌で嫌で仕方なかった。

 そこで思い浮かんだのが留学。自分が通っている大学は決して頭のいい大学ではないけど、留学制度だけはすごく整っていてカリフォルニア大学に留学させてもらえる。どーせ目指すなら目標は高い方がいいよなーって思って、UCLAに決めた。(結局UCSDだけど)そこからは目標が出来たからTOEFLの勉強して、要求される点数とれるように勉強した。やっぱりなにか目標に向かって頑張るのって楽しいし、充実感が得られる。なんだかどんよりしてた大学生活も目標が出来て引き締まった。そして何より今とてもいい経験をさせてもらってる。感謝感謝。

んで、次にゼミの先生と出会う。大学の先生ってなんだか学生との距離がある気がしてつまらないなって感じてた。自分の能力不足もあって、先生から何か評価されるっていう事なんかほとんどなくて、勉強ってつまんないなーって思ってた。けど2年次の授業に提出したエッセイを返されるときに、「君がsimipooooooonくんか!」って言ってもらえて、大学入って初めて自分のエッセイってちゃんと読まれてるんだなって感じたし、初めて褒められた。それが今のゼミの担当教員。それからは「この先生はちゃんと自分の事を認識してくれてる」っていう思いがあったから勉強も楽しく感じたし、授業もやる気がでた。ゼミに入ってから一緒にお酒を飲んで色々な話を聞かせてもらえるし、ゼミ自体厳しいから有意義な時間を送れていると思う。この先生との出会いも自分の大学生活にいい影響を与えてくれた。感謝感謝。

正直な話、大学に入ってバスケ部に入らなかった事を後悔した時期もあった。その時期は頑なにバスケから離れようとしてた。後輩の試合見たら泣きそうになるから試合も見に行かなかった。でも今は全くそんなこと思わないし、自分がした選択は間違ってなかったって思える。バスケだって楽しくできる。だいたい人生における選択のミスなんかほぼありえない。何を選んでも全力でやればそれが正解。選択ミスがあるとすればだいたい全力でやってない自分が悪い。全力でやれば基本的になんでも楽しいし、やってる時って充実してる。

こんな風に自分の大学生活を有意義にしてくれた大学に感謝。そんな大学での生活も順調にいけばもう一年間ないって考えると少し寂しいような、、、。残り少ない大学生活も有意義な時間が過ごせるようにしたいなあ。っしゃ。

 

おしまい。