Sun God Festival
Sun God Festival っていうのはUCSDで行われる野外フェス的なものでUCSDの学部生のみが参加できる。夏休み前の最後にして最大の行事でUCSD生は毎年心待ちにしているみたいです。ちなみにSan God っていうのはUCSDのマスコットキャラクター。
これがメインステージ。
毎年結構有名なアーティストが来ているらしい。
去年はマックルモアが来ていたみたい。マックルモアといえばスッキリに出演して、ノリノリで歌いながら中尾彬と肩を組もうとするがシカトを決め込まれたグラミー賞を受賞したアーティスト。あの時のスッキリにはひやひやさせられました。
今年のラインナップはというと、、、
DIPLO、Young the Giant、Juicy J、New Politics、Joey Bada$$、Audien、Ty Dolla $ign、The Colourist、Torro Torro、Giraffage、Anna Lunoe、Miner、Jhameel、2TONEDISCO、DJ Demon、EMAEL、Sauer D,,,, その他
はい、一人もわかりません!たぶん音楽に詳しい人が見れば多少は知っている人がいるとは思うんですけど、なんといっても自分は邦楽派なので全然わかりませんでした!
しかし!!雰囲気は楽しめました。
なんといってもDJ Demon という黒人アーティストの時の異様な盛り上がりっぷりは半端じゃありませんでした。自分の認識ではカリフォルニアは医療用大麻以外は非合法なはずですが、この人はステージ上で麻薬の話ばっかりします。自分が吸っているタバコなのか大麻なのかをステージ上から観客の方にポイします。ここには書けないような女性にまつわる話もします。観客は大盛り上がり。ヒートアップする一方。
そしてダイブ。みんな超大盛り上がり。どこの国でも悪そうなやつっていうのは一定の人気があるみたい。
もちろん屋台もある。フライドポテト、タコス、フルーツジュース、その他。
値段は少々高めだったけど、お楽しみ価格込と考えたら問題ない。フェスってそういうものだと思う。なんかみんな幸せそうだから、値段の事なんか考えなくてよし。
このSan God Festival、夜になると異様な雰囲気になる。(残念ながら写真撮れなかったです)
だいたい8時以降の日が暮れた時間になると、寮でしこたま酒を飲んだ酔っ払いが会場に大量発生する。千鳥足の人がたくさんいるし、タンカーで運ばれている人も何人か見た。去年は50人近くの人が病院に運ばれたらしい。これは結構問題になっていて、毎年注意を呼びかけるみたいだけどなかなか数が減らないみたい。
一年に一度のお祭りだからはしゃぎたい気持ちは非常にわかるけど、はめをはずしすぎるのはあまりよくないと思う。お酒は楽しいけど、あまり無理をすると命にかかわる可能性が出てくる。現に今年は死者が出てしまったみたい。死因はまだ判明していないみたいですけど、その日の夜中になくなってしまったようです。アメリカは明るくて楽しい国ではある反面、お酒やドラッグ、銃などと色々危険が潜んでいるのも事実。自分の危機管理はしっかりできないと命の危険が冒される可能性は日本よりはるかに大きい。これから留学するような人がいるのであれば、危機管理は徹底してほしい。
Sun God Festival、楽しかったけど色々考えさせられるフェスでした。
おしまい。